【オーストラリア生活】路上で車が故障!?そして、廃車に・・対処法と奇跡的な体験談 ≪前編≫
みなさん
こんにちは!
コビーです。
今日は、車が路上で故障して、廃車になるという悲劇と
その時に助けてもらった素敵な方々との話を書いていきたいと思います。
僕たちは、ファームジョブをするためにバンダバーグという町に来ています。
本来なら4/27(土)に到着予定でしたが、
道中で車が故障して廃車になる
というハプニングがあり、到着が遅れました。
実際に起きたハプニングを時系列で書いていきます。
ちなみに私たちは、約1ヶ月前に
中古車を取り扱っている正規の販売店の日本人から車を購入しました。
たったの1ヶ月前なのに!!日本人の販売員から購入したら安全じゃないの!?
と、僕たちも思いました。
オーストラリアでは、車の故障は誰にでも起こりうるハプニングです。
車の購入を検討している方は、僕たちの経験談が役立てると思います。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
4月27日(土)朝の8:00にブリスベンからバンダバーグに向けて出発しました。
出発して、一時間ぐらい田舎道を運転している途中、急に車が止まってしまいました。
さらに、ボンネットから煙があがってきて、二人であたふたしていました。
自力で直そうとボンネットを開けてみましたが、
車について無知の僕たちは、対処することが出来ず立ち尽くすばかり。
冷静さを取り戻した僕たちは、車を買った時に、NABの自動車保険に加入していたので、
NABに電話してロードサービスをしてもらおうと電話をしました。
オペレーターと電話しても車の専門用語の単語が全くわからず、コミュニケーションがとれませんでした。
そんな時、20代前半のオージーの男の子が道路の反対側で歩いてるのが見えて、「Excuse me!!」と声をかけ、僕たちの代わりに電話してもらいました。
通話が終わると折り返しの電話がくるから待っててと言われ、待つことにしました。
また、自動車整備士をしている日本の友達にテレビ電話をして
どうにか直す方法がないか聞いてみる事にしました。
彼に言われた通り色んなことを試みたんですが、エンジンが動く気配は全くありませんでした。
NABからの連絡を待つ事1時間、何も連絡が無いので、
もう一回電話をするか町まで歩いて助けてもらうか二人で話をしていた時、
一台の黒い車が僕たちのほうに近づいてきました。
彼女の名前はジェーン
”何があったの?大丈夫?”と、声をかけてくれました。
車が壊れてしまった話をすると、 ”RACQ加入してる?”と聞かれましたが、
僕たちは加入していませんでした。
自動車保険とRACQの故障した際のロードサービスは別物だったのです。
それを知らずに、NABの自動車保険にロードサービスが付帯されていると勘違いをして
NABからの連絡を待っていました。
これから自動車保険に加入される方は、気を付けてください。
事故や自然災害などの際の自動車保険と、車が故障時の対応をしてくれる保険のロードサービスは別物です。(※すべて含まれているパッケージの保険もあるようです。)
すると、ジェーンが ”私の名前でRACQを呼んであげるから待ってて!”と。
なんて優しいんでしょう。
感激して、どうしたら彼女にお礼が出来るか考えましたが、彼女は
” 私はカントリーサイドの人間だから。気にしないで。ありがとう、だけでいいの ”
と言ってくれました。
数分後、RACQが到着し車を見て貰いましたが、
おそらくエンジンがダメになっているとのこと。
そしてRACQのトラックを呼んで、隣り町のガレージへ運んでもらうことに。
その日は、土曜日で整備出来ないので週明けの月曜日にガレージへ来てね。とのことでした。
僕たちはブリスベンの家を解約したばかりなので、家がない!
隣り町までは、徒歩で2時間以上かかります。
必要なものが入ったキャリーケース一つだけを残して
RACQの人は車をレッカーして行ってしまいました。
困っている時に、ジェーンが
”二日間うちに泊まっていきなさい、月曜日に修理工場まで連れて行ってあげるわ”
と、言ってくれました。
家がない、車がない、仕事がない
という状況の僕たちは、ジェーンの家にお邪魔することにしました。
ジェーンの家の前から撮った写真ですが、見ての通り街灯もなく森しかありません。
2~3分歩くと壮大な牧場があります。
夜になると、空いっぱいに広がる星空はとっても綺麗でした!
車の音もせず久しぶりに静かな夜を過ごすことが出来ました。
ジェーンとわんちゃんたちです!
とても人懐っこくて、お利口さんでした。
その日の夜、町で一年に一回しか行われないマーケットがあるということなので
一緒にナイトマーケットへ行くことになりました。
ローカルの方々でいっぱい賑わっていました!!!
アクセサリーや小物などの雑貨から、美味しいご飯やケーキなど
すべて手作りのマーケットでした。
こちらは手作りソーセージのホットドック
大きいソーセージは、少しスパイシーで手作りの味が美味しかった~
1つ $5(約400円)
コビーのかぶりついているハンバーガーは、$7(約560円)
ボリューミーで野菜もたっぷり!美味しかった~
ローカルのお店だからか、どれもお手頃価格で美味しくて大満足でした◎
4/27(日)
晴れていたので、お菓子や飲み物を持って近くの池までピクニックに行くことにしました。
途中に、すごく綺麗な場所を見つけたので、そこで休憩することにしました。
芝生の上で二人でゴロゴロしながらお菓子を食べている時、
一台の車に乗っている70代の夫婦が僕たちに声をかけてきました。
”どうしたの~?”と急に聞かれ、僕たちは何のことだろうと思いました。
なんと、僕たちが休憩していた場所は、その人の庭だったのです!!!!笑
この写真に写っている場所全部がその人の土地でした。
とてつもなく広大な芝生に池があり、たくさんの木が生い茂っていて、
僕たちはそれを公共の公園だと思っていました。
オーストラリアの庭のレベルが凄すぎる・・・・
全く気付かずに他人の庭で寝そべってお菓子を食べていたので(笑)
謝罪をして、他の場所へ探しにいこうとした時、
奥さんの方が後ろから走ってきて声をかけにきました。
”レモンいる?うちに沢山あるから持ってきなさい”
と言われ、お邪魔することに。笑
旦那さんに挨拶し、これまでの経緯を話した後、
旦那さんから”来週の火曜日一緒にコーヒーを飲みに行こう”と言ってくれました。
なんでオージーはこんなに優しい方たちがいっぱいいるんでしょうか。\(◎o◎)/!
車の修理次第で行けるかもしれないと伝えて、お別れをしました。
アンリー夫婦にレモンのお礼を伝えに、また会いに行きたいなぁ。
結局、家の近くの芝生の木陰でゆっくりすることにしました。
どこの芝生が私有地かわからない!!また他人の庭に入っちゃうかもしれない!!笑
【前編】はこの辺で、終わりにしたいと思います。
明日は、僕たちの車がどうなったのか、などを書いていきます。